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中国動向2025年5月分(前半)                      大久保勲(要点)



4月、製造業購買担当者指数は49%で、前月より1.5%下落した。非製造業商務活動指数と総合PMI産出指数はそれぞれ50.4%と50.2%、継続して拡張区間を保持している。(5/3)

・今年、中国は消費品の古いものと新しいものを交換する政策を強化し、これまでの8大類家電製品を12大類に拡大し、その中で、電子レンジ、浄水器、食器洗い機、炊飯器の4類の製品を追加した。(5/4)


2025年の大学卒業生の規模は1222万人に達すると予想され、6月には就職のピークを迎え、また大量の農村移転労働力が就職する必要があり、就職総量に圧力が存在するのは客観的な事実です。(5/6)

2024年、中米貿易額は6882億ドルに達し、2017年より18%増加した。(5/6)

・現在、7万社以上のアメリカ企業が中国に投資しており、年間利益は500億ドルを超えている。(5/6)

・2024年国連『工業化の未来』報告書によると、中国の製造業の生産額は世界総量の35%を占めている。中国の製造業はアメリカに高品質で低価格の末端製品を提供し、アメリカは技術、ブランド、サービスの優位性でバリューチェーンのハイエンドを占め、アメリカの中国へのサービス貿易は長期的に黒字を維持している。(5/6)


・第一四半期に、中国には輸出入の実績のある企業が52.9万社あり、うち、民営企業数は史上同期の最高となり、45.5万社に達した。同期の輸出入実績のある企業総数の86.1%を占める。(5/7)


・現在、商業銀行が承認した「ホワイトリスト」ローンは6.7兆元に増加し、1600万戸以上の住宅の建設と引き渡しを支援した。(5/8)

・今年4月末現在、中国の外貨準備規模は32817億ドルで、3月末に比べて、410億ドル上昇し、上昇幅は1.27%であった。(5/8)


・2025年第一四半期、投資信託商品の存続規模は29兆元を超え、累計で2060億元の収益を生み出し、投資家数は1.26億人に達した。(5/9)


1-4月、中国の貨物貿易輸出入総額は14.14兆元で、前年同期比2.4%増加した。うち、輸出8.39兆元、7.5%増加、輸入5.75兆元、4.2%下降。4月、我が国の貨物貿易の輸出入は3.84兆元で、5.6%増加した。その中で、輸出は2.27兆元で、9.3%増加した。輸入は1.57兆元で、0.8%増加した。(5/10)

・1-4月、ASEANは中国の第一の貿易相手であり、貿易総額は2.38兆元で、9.2%増加し、対外貿易総額の16.8%を占めた。EUは2番目に大きい貿易相手であり、貿易総額は1.78兆元で、1.1%増加し、その割合は12.6%に達した。アメリカは第3位の貿易相手であり、貿易総額は1.44兆元で、2.1%減少し、10.2%を占めている。(5/10)


・第一四半期、社会消費品の小売総額は前年同期比4.6%増加し、増加速度は前年通年より1.1%加速した。新エネルギー乗用車の小売量は36.4%増加し、浸透率は47.2%に達した。国映画興行収入は244億元で、前年同期比約48%増加し、過去最高を記録した。(5/11)


1-4月、中国の自動車生産販売量はそれぞれ1017.5万台と1006万台を完成し、前年同期比でそれぞれ12.9%と10.8%増加した。その中で、新エネルギー自動車の生産販売台数はそれぞれ442.9万台と430万台に達し、前年同期比でそれぞれ48.3%と46.2%増加し、新エネルギー自動車の新車販売台数は自動車新車販売総数の42.7%に達した。(5/13)

1-4月、自動車輸出は193.7万台で、前年同期比6%増、そのうち新エネルギー自動車輸出は64.2万台で、前年同期比52.6%増です。(5/13)


・4月末現在、社会融資規模残高は424兆元で、前年同期比8.7%増加した。広義の通貨(M2)残高は325.17兆元で、前年同期比8%増加した。4月末現在の人民元ローン残高は265.7兆元で、前年同期比7.2%増加した。(5/15)

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