中国動向2025年9月分(前半) 大久保勲(要点)
- ayusoken2021
- 12 分前
- 読了時間: 3分

・8月、製造業購買担当者指数、非製造業商務活動指数と総合PMI産出指数はそれぞれ49.4%、50.3%と50.5%で、前月より0.1%、0.2%と0.3%上昇し、三大指数はいずれもある程度上昇し、中国の経済景気レべルは全般的に拡大を保持している。(9/1)
・(習近平)私が提案した中国側と上海協力機構の他国との累計貿易額が2.3兆ドルを超えるという目標を早期に達成した。立体相互接続ネットワークはさらに充実し、加盟国間で国際道路輸送路線が1.4万キロ近く開通し、中欧班列の運行は累計で11万本を超えた。(9/2)
・(習近平)現在、上海協力機構は26か国が参加し、50以上の分野で協力し、経済総額が30兆ドルに近い世界最大の地域組織に成長した。(9/2)
・(習近平)現在まで、中国は上海協力機構の他の加盟国への投資ストックは840億ドルを超え、他の加盟国との年間二国間貿易額は5000億ドルを超えています。(9/2)
・(習近平)中国側は、必要な加盟国で100個の「小さくて美しい」民生プロジェクトを実施する計画です。今年中に加盟国に20億元人民元の無償援助を提供し、今後3年間に銀行連合体メンバー銀行に新たに100億元人民元の融資を支給します。(9/2)
・(習近平、80周年記念大会で)領土の完全性を断固として守り、中華民族の偉大な復興の実現のために戦略的な支援を提供し、世界の平和と発展により大きな貢献をしなければならない。(9/4)
・今年の最初の7か月間、中国のサービス貿易は着実に増加し、サービス輸出入総額は45781.6億元で、前年同期比8.2%増加した。(9/7)
・今年上半期の民間投資は前年同期比0.6%減少し、不動産開発投資を差し引いて、その他の民間投資は5.1%増加した。今年上半期、民間投資は製造業とインフラ面でそれぞれ6.7%と9.5%増加した(9/8)
・今年の1-8月、輸出入総額は29.57兆元で、前年同期比3.5%増、うち、輸出は17.61兆元で、前年同期比6.9%増。輸入は11.96兆元で、前年同期比1.2%下降した。
・1-8月、中国の一般貿易輸出入は18.89兆元、2.2%増加、中国の対外貿易総額の63.9%を占めている。加工貿易輸出入は5.34兆元、6.1%増、18.1%を占める。保税物流方式輸出入4.23兆元、5.6%増。(9/9)
・ASEAN、EU,米国は中国のトップ3貿易パートナーである。1-8月中国とASEAN貿易総額は4.93兆元、9.7%増、EUとの貿易総額は3.88兆元、4.3%増、米国との貿易総額は2.73兆元、13.5%下降した。同期に、中国と“一帯一路”を共に作り上げる国家との合計輸出入は15.3兆元、5.4%増であった。(9/9)
・民営企業は第一の輸出入の主体の地位を保持している1-8月、民営企業輸出入16.89兆元、7.4%増、中国の対外貿易総額の57.1%を占める。前年同期比2.1%上昇した。(9/9)
・8月、消費市場は全般的に安定しており、CPIは前月比で横ばい、前年同期比で0.4%下落した。食品とエネルギー価格を差し引いたコアCPIは前年同期比0.9%上昇し、上昇幅は4か月連続で拡大した。(9/11)
・最近、人民元の対ドル為替レートは強くなる傾向にある。8月、オンショア、オフショアの人民元対ドル為替レートの上昇幅はそれぞれ0.83%、1.21%です。(9/12)
・8月末、広義通貨(M2)残高は331.98兆元で、前年同期比8.8%増加し、社会融資規模ストックは433.66兆元で、前年同期比8.8%増加し、人民元ローン残高は269.1兆元で、前年同期比6.8%増加した。(9/13)
・近年、実体経済の資金調達チャンネルはますます多様化し、企業債券、政府債券、非金融企業の国内株式融資など直接金融の割合は着実に上昇し、2018年末の26.7%から2025年8月末の31.6%に上昇しました。(9/13)
・2020年以来、人民銀行は累計で政策金利を9回引き下げ、1年期と5年期以上のLPRをそれぞれ115bp、130bp引き下げました。(9/13)
・全国の各種食糧経営主体の累計で1億トン以上の小麦を買い入れ、買い入れの進捗は全体的に順調です。(9/15)
コメント