中国動向 2022年3月分                 大久保勲  

更新日:8月23日


(要点)

・今年1-2月、全国規模以上の工業増加値は前年同期比7.5%増、全国サービス業生産指数前年同期比4.2%増、社会消費品小売総額前年同期比6.7%増、それぞれ2021年12月分よりも3.2%、1.2%と5.0%速くなった。全国固定資産投資は前年同期比12.2%増、2021年よりも7.3%速くなった。(3/16)

・2017年から2019年までは中国のマクロレバレッジ率は253%前後で総体として安定し、安定したレバレッジの目標を初歩的に実現した。2020年にコロナが暴発後、レバレッジ率は段階的に280.2%まで上昇し、2021年には272.5%まで戻った。(3/16)

・ 3月16日、国務院金融安定発展委員会が特定テーマの会議を開き、当面の経済情勢と資本市場問題について研究した。この影響を受けて、A株は全面的に上昇し、当日の終値で、上海総合指数は3.48%上昇し、3170.71となった。(3/17)

バイデンは次のように表明した。私は重ねて申し上げたい。米国は中国と”新冷戦”を戦うことを追求せず、中国の体制を変えることを追求せず、同盟関係を強化して中国に反対することを追求せず、“台湾独立”を支持せず、中国と衝突するつもりはない。 米国は中国と率直に誠意を持って対話し、協力を強め、一つの中国政策を堅持し、競争と不一致を有効にコントロールし、米中関係の安定的発展を推進したい。私は習近平主席と密接に意思疎通し、米中関係のために舵を安定させたい。(3/18)

・2月末現在、外貨準備高は32138億ドルで、1月末と比較して基本的安定を保持している。(3/20 )

GDPは114兆元に達し、8.1%増、全国財政収入は20兆元を突破し、10.7%増、都市部新規増加就業1269万人、食糧生産は6.85億トンで史上最高。2021年の中国のGDPは1年で13兆元の純増となったが、これは中華民族の歴史上初めてのことである。(3/21)

・2021年に中国が吸収した外資は史上最高となり、1734.8億ドルとなり、2020年にくらべて約20%増加した。(3/22)

・昨年、国内市場の5Gスマホ出荷量は2.66億個に達し、前年比63.5%増で、同期のスマホ出荷量の75.9%を占めた。今年1-2月、国内市場で5Gスマホ出荷量は3769.8万個で、同期のスマホの出荷量の78.7%となった。5Gスマホが4Gスマホにとって代わる比率は予想よりも更に速く更に早い。

 同時に昨年末、折り畳み式スマホの新品が集中的に発表され、価格も1万元以内に下がった。成熟したスマホ市場で、折り畳み式スマホがマーケティングのホットな部分となっている。(3/23)

・今年実施する年間の税金還付と減税は約2.5兆元で、うち大規模税金還付が主要な措置で、年間の税金還付は約1.5兆元である。(3/25)

・2021年末現在、中国の対外債務負債率(対外債務残高とGDPの比)は15.5%、債務率(対外債務残高と貿易輸出収入の比)は77.3%、債務償還比率(対外債務元利支払い額と貿易輸出収入の比)は5.9%、短期対外債務と外貨準備の比率は44.5%、上述の指標はすべて国際的に公認の安全ライン(それぞれ20%、100%、20%と100%)以内であり、中国の対外債務のリスクは総体としてコントロールできる。(3/27)



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